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プロ投資家として投資の基礎を発信


個人トレーダー向け3種の神器



要約

導入

 本記事では株や為替の短期投資を行う個人トレーダー向けに、3つの厳選した実質無料のリソースを紹介します。(紹介するところの回し者ではないのでご安心下さい)個人であれば初心者から上級者まで、この3つを使いこなせばトレーディングは十分にできると思います。ちなみに、トレーディングをするのにディスプレイの枚数が多数必要だと考えている方もいると思いますが、最低フルHD一枚あれば十分です。(個別株を多種買う場合や通貨間の裁定取引などは多数のディスプレイが必要ですが。)

証券会社提供のトレーディングツール

 証券会社の提供のトレーディングツールを使うことは最重要です。なんだかんだで最低限の情報は集まっています。対数表示があることが個人的には最低条件だと思います。当てはまるのはマネックス、松井、カブドットコムあたりでしょうか。以下のリンクでネット証券の比較が行われています。

株の取引ツールを比較してランキング – ネット証券会社比較

 余談ですが、中長期投資をしたい方は手数料にこだわりすぎない方がいいと思います。なぜなら、ネット証券では短期のレポートばかりが集まっているからです。このような方には、みずほ証券、もしくは日興証券を推薦します。詳しい証券会社の選び方はこちらの記事で。

Investing.com

jp.investing.com

 私が一番優れていると考えるサイトです。何が優れているかというと、各国指標の発表やイベントのカレンダーがあり、海外の商品もリアルタイムで更新されるからです。トレーディングをする上で外せないと思います。Yahoo!ファイナンスでもカレンダーがありますが、こちらのほうが優れていると思います。また、リアルタイムでモニタリングできる商品も個別株、株式指数、各国為替、債券、コモディティ...etcと圧倒的に豊富です。(一部CFDでのみリアルタイム更新ですが動きをつかむには十分です。)

 特に、会員登録(無料)を行うと、ポートフォリオというツールが使え、ポートフォリオにモニタリングしたい商品を登録すれば一覧にしてモニタリングできます。また、スマートフォンのアプリもあり、出先でもモニタリングがしやすく便利です。

 株の取引をするにせよ、為替の取引をするにせよ債券市場のデータが多く見れるので有利です。

目標株価まとめ

www.kabuka.jp.net

 こちらは完全に株取引する方向けです。証券会社は各社アナリストといわれる調査部隊を持っています。彼らが株など多様な金融商品について調べたレポートを発行しています。特に、株式の各銘柄についてのレポートは通常、株価の適正価格である「目標株価」を記載しています。例えば、「T自動車の目標株価6,000円」のように株価の適正価格を発表しているのです。この全証券会社の発表する目標株価がまとめられたサイトがこれです。あいにくレポートの中身は見れませんが通常個人では知りえないような目標 株価の情報が手に入ります。ここでの目標株価自体は無意味に近いですが、目標株価の推移は株取引の一つの目安として有用です。

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